銀行ローンの利用資格とは?

銀行ローンを利用するには最低限クリアすべき要件がいくつかある。

 

ローンの借入要件はローン会社によって微妙に異なるが本人要件と物件要件が揃わないと借り入れは難しくなる。

 

本人要件としては年齢・最低勤続年数・最低年収などがチェックされる。

 

  • 年齢は20~69歳
  • 勤続年数は最低1~3年。

     

  • 年収は最低でも200~400万円。

     

これは正社員や長期契約が見込める社員あるいは長期に続けられる自営業などでの話だ。

 

派遣社員や契約社員収入が不安定な仕事でも融資は可能だが金利が高かったり借りられる額が少なかったりする。

 

変な話借りての性格やまじめさなどはあまり関係ない。

 

お金を貸す方の理屈としては決まった額以上の収入が毎月・毎年あって返済が焦げ付かなければいいわけでそれを可能のできる環境にあるかどうかを調べるわけだ。

 


担保にできる物件があるかどうかは大きな鍵。

そしてもう一つ団体信用生命保険に入れることも条件になっている場合が多い。

 

この団体信用生命保険というのは、お金を借りた人が死亡したり高度障害になったりした場合、残りの返済額を補填してくれる保険なので、これに加入できないとなると銀行はお金を貸してくれない。

 

団体信用生命保険には健康状態の告知が必要なので健康状態が原因で借り換えローンが組めない事もある。

 

そう言う場合は団体信用生命保険加入を条件としていないローンを探すしかない。

 

一方住宅ローンを借り換える場合担保となっている住宅物件にそれなりの資産価値がないといけない。

 

融資する銀行側からみれば借り換えだろうが新規借り入れだろうが住宅ローンは住宅ローンである。

 

だからたとえば建築基準法違反があるような建物だとさすがに資産価値はなくなるので断られたりするらしい。

 

きちんと建てられたものであり土地などもあれば、基本的にはOKのはずだが、担保価値があるかどうかが問題だ。

 

たとえば50年たったら地主に返さないといけない定期借地権付きの住宅だとか長屋式の集合住宅だとローンは組みにくい。

 

担保物件の価値によって融資額も変わってくる。

 


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